2017年08月31日
5年前の韓国大統領選介入 元国情院長に実刑判決 差し戻し審
【ソウル=名村隆寛】朴槿恵(パク・クネ)前大統領が当選した2012年の韓国大統領選挙に情報機関の国家情報院が介入したとされる事件の差し戻し審で、ソウル高裁は30日、政治介入を禁じた国情院法違反罪と公職選挙法違反罪に問われた当時の院長、元世勲(ウォン・セフン)被告に懲役4年の実刑判決を言い渡した。
元被告は12年、国情院の職員に、当時最大野党だった民主統合党(現与党の共に民主党)の文在寅(ムン・ジェイン)候補(現大統領)を中傷する書き込みをインターネット上でさせたとされる。
聯合ニュースによると、高裁は、国情院職員が書き込みに用いたというツイッターのアカウントが1審で認定された数の倍以上の391件であることなどを根拠に、12年8月以降の書き込みは選挙運動に該当すると判断。「公務員の政治的中立に違反し政治に関与、特定候補の選挙運動をした」とし、両罪について有罪とした。
保守系の李明博(イ・ミョンバク)政権下での事件をめぐる裁判は、朴政権下で最高裁の判断により高裁に差し戻されたが、朴被告の逮捕、起訴を経て、文在寅政権下での判決として注目されていた。
1審判決は国情院法違反罪で懲役2年6月、執行猶予4年。2審は公職選挙法違反罪も有罪とし、懲役3年の実刑判決だった。しかし、最高裁が15年7月に公職選挙法違反罪をめぐって証拠能力に問題があるとして、2審判決を破棄。ソウル高裁に審理を差し戻していた。
元被告は12年、国情院の職員に、当時最大野党だった民主統合党(現与党の共に民主党)の文在寅(ムン・ジェイン)候補(現大統領)を中傷する書き込みをインターネット上でさせたとされる。
聯合ニュースによると、高裁は、国情院職員が書き込みに用いたというツイッターのアカウントが1審で認定された数の倍以上の391件であることなどを根拠に、12年8月以降の書き込みは選挙運動に該当すると判断。「公務員の政治的中立に違反し政治に関与、特定候補の選挙運動をした」とし、両罪について有罪とした。
保守系の李明博(イ・ミョンバク)政権下での事件をめぐる裁判は、朴政権下で最高裁の判断により高裁に差し戻されたが、朴被告の逮捕、起訴を経て、文在寅政権下での判決として注目されていた。
1審判決は国情院法違反罪で懲役2年6月、執行猶予4年。2審は公職選挙法違反罪も有罪とし、懲役3年の実刑判決だった。しかし、最高裁が15年7月に公職選挙法違反罪をめぐって証拠能力に問題があるとして、2審判決を破棄。ソウル高裁に審理を差し戻していた。
2017年08月30日
<朝霞少女誘拐>ヒエー!被告が奇声、傍聴席に叫ぶ…法廷騒然
埼玉県朝霞市の少女(16)が昨年3月、約2年ぶりに保護された誘拐事件で、未成年者誘拐と監禁致傷、窃盗の罪に問われた寺内樺風被告(25)は29日、さいたま地裁の公判で、「私は森の妖精です」「私はアメーバです」と不規則発言を連発。松原里美裁判長が予定していた判決言い渡しを延期する異例の展開となった。
公判は午前10時半に開廷。寺内被告は「ヒエー」という奇声を発し、薄笑いを浮かべながら出廷した。傍聴席に向かって不可解な言葉を叫んだ後、「イエス、イエス」と英語を話し始めた。
法廷が騒然とする中、松原裁判長の人定質問には、「オオタニケンジです」「16歳です」などと偽名やでたらめな生年月日で応答。その後も、住所や職業を「群馬県高崎市のオートレース場」「私は森の妖精です」と答えるなど、意思疎通が図れなかった。
松原裁判長が「私の質問が分かりますか」「なぜここにいるか分かりますか」と何度も問うた。寺内被告はこれに対して「ここはトイレです。私は大便をしません」「すごくきれいな目をしていますね」「今なら唐揚げ1個増量中」などと不規則発言を繰り返した。
弁護側が「今朝からずっとこの調子です」と説明すると、松原裁判長は寺内被告に「落ち着いてよく考えてください」と促し、休廷を決定。寺内被告は奇声を発しながら退廷した。
午前11時10分ごろに再開したものの、寺内被告は「9月で35周年」「私はアメーバです」などと話しだし、判決言い渡しの延期が決まった。
昨年9月に開かれた初公判で、寺内被告は「(少女を)家に置いた状態で外出していたので、監視した意識はない」とはっきりした口調で答え、終始落ち着いた様子だった。
弁護側の請求で実施された精神鑑定後、約7カ月ぶりに出廷した寺内被告は薄笑いを浮かべたり、肩をゆすったりする奇異な行動を見せた。被告人質問では「結局何が悪かったんですかね」「集団ストーカーされた」「『何かしろ』という指令があった」と話し、最終意見陳述では「おなかがすきました」と発言した。
被害者参加制度で公判を見届けている少女の両親は今年7月の意見陳述の際、「責任能力がないなんてあり得ない」「ひとごとで不愉快」などと怒りをぶつけていた。
公判は午前10時半に開廷。寺内被告は「ヒエー」という奇声を発し、薄笑いを浮かべながら出廷した。傍聴席に向かって不可解な言葉を叫んだ後、「イエス、イエス」と英語を話し始めた。
法廷が騒然とする中、松原裁判長の人定質問には、「オオタニケンジです」「16歳です」などと偽名やでたらめな生年月日で応答。その後も、住所や職業を「群馬県高崎市のオートレース場」「私は森の妖精です」と答えるなど、意思疎通が図れなかった。
松原裁判長が「私の質問が分かりますか」「なぜここにいるか分かりますか」と何度も問うた。寺内被告はこれに対して「ここはトイレです。私は大便をしません」「すごくきれいな目をしていますね」「今なら唐揚げ1個増量中」などと不規則発言を繰り返した。
弁護側が「今朝からずっとこの調子です」と説明すると、松原裁判長は寺内被告に「落ち着いてよく考えてください」と促し、休廷を決定。寺内被告は奇声を発しながら退廷した。
午前11時10分ごろに再開したものの、寺内被告は「9月で35周年」「私はアメーバです」などと話しだし、判決言い渡しの延期が決まった。
昨年9月に開かれた初公判で、寺内被告は「(少女を)家に置いた状態で外出していたので、監視した意識はない」とはっきりした口調で答え、終始落ち着いた様子だった。
弁護側の請求で実施された精神鑑定後、約7カ月ぶりに出廷した寺内被告は薄笑いを浮かべたり、肩をゆすったりする奇異な行動を見せた。被告人質問では「結局何が悪かったんですかね」「集団ストーカーされた」「『何かしろ』という指令があった」と話し、最終意見陳述では「おなかがすきました」と発言した。
被害者参加制度で公判を見届けている少女の両親は今年7月の意見陳述の際、「責任能力がないなんてあり得ない」「ひとごとで不愉快」などと怒りをぶつけていた。
2017年08月24日
「託児所でカルト儀式」冤罪で21年服役の米夫婦に補償金3.7
【AFP=時事】悪魔的なカルト儀式で児童を性的虐待したという無実の罪を着せられ、21年間も獄中生活を送る羽目になった米国人夫婦が23日、テキサス(Texas)州から補償金340万ドル(約3億7000万円)を受け取った。数か月前に検察が2人の冤罪(えんざい)を認めていた。
託児所を経営していたダン・ケラー(Dan Keller)さんと妻フラン(Fran Keller)さんは1991年、子どもたちを虐待し、赤ちゃんの手足を切断したりペットを痛めつけたりする邪悪な儀式を行っているとして起訴され、全米を騒がせた一大事件の渦中の人となった。
しかし、当局はその後、虐待されたと証言した児童らが不適切な取り調べを受け、誤った記憶を想起させられていたと認めた。当時、全米では悪魔崇拝者が子どもたちを食い物にしているという見解が広く信じられ、恐怖感が膨れ上がっていた。
児童らの体に虐待の証拠を発見したと主張していた内科医も、2013年に児童1人の負傷原因を誤診したと認めた。
ケラー夫妻は2013年に釈放されたが、昨年6月に検察がようやく無罪を宣告するまで疑いが完全に晴れることはなかった。
テキサス州法では、冤罪の被害者には刑務所で過ごした1年につき8万ドル(約870万円)の補償金を受け取る資格があると規定している。ケラー夫妻の代理人を務めるキース・ハンプトン(Keith Hampton)弁護士はAFPに対し、夫妻は23日に補償金340万ドルを受け取ったことを明らかにした。
妻フランさんは22日、テキサス州が補償金を支払うとの連絡を電話で受け、報道カメラの前で泣き崩れた。地元紙オースティン・アメリカン・ステーツマン(Austin American Statesman)によると、釈放後のケラー夫妻は高齢なうえ事件の影響で定職に付けず、貧しい生活を送ってきたという。
「これで、私たちは社会保障の給付金に頼って生活を切り詰める心配も、請求書の支払い遅れの心配もしなくてよくなった。本当の意味で自由になれる。生活を始めることができる。――悪夢は終わった」とフランさんはステーツマン紙に語っている。「本音を言えば、州政府からの謝罪が欲しい。でも、謝罪の言葉はもらえないだろうから、これで十分だろう」
地元紙テキサス・トリビューン(Texas Tribune)によるとテキサス州では1991年から2016年半ばまでに、冤罪で有罪となった101人に計9350万ドル(約102億円)を支払っている。【翻訳編集】 AFPBB News
託児所を経営していたダン・ケラー(Dan Keller)さんと妻フラン(Fran Keller)さんは1991年、子どもたちを虐待し、赤ちゃんの手足を切断したりペットを痛めつけたりする邪悪な儀式を行っているとして起訴され、全米を騒がせた一大事件の渦中の人となった。
しかし、当局はその後、虐待されたと証言した児童らが不適切な取り調べを受け、誤った記憶を想起させられていたと認めた。当時、全米では悪魔崇拝者が子どもたちを食い物にしているという見解が広く信じられ、恐怖感が膨れ上がっていた。
児童らの体に虐待の証拠を発見したと主張していた内科医も、2013年に児童1人の負傷原因を誤診したと認めた。
ケラー夫妻は2013年に釈放されたが、昨年6月に検察がようやく無罪を宣告するまで疑いが完全に晴れることはなかった。
テキサス州法では、冤罪の被害者には刑務所で過ごした1年につき8万ドル(約870万円)の補償金を受け取る資格があると規定している。ケラー夫妻の代理人を務めるキース・ハンプトン(Keith Hampton)弁護士はAFPに対し、夫妻は23日に補償金340万ドルを受け取ったことを明らかにした。
妻フランさんは22日、テキサス州が補償金を支払うとの連絡を電話で受け、報道カメラの前で泣き崩れた。地元紙オースティン・アメリカン・ステーツマン(Austin American Statesman)によると、釈放後のケラー夫妻は高齢なうえ事件の影響で定職に付けず、貧しい生活を送ってきたという。
「これで、私たちは社会保障の給付金に頼って生活を切り詰める心配も、請求書の支払い遅れの心配もしなくてよくなった。本当の意味で自由になれる。生活を始めることができる。――悪夢は終わった」とフランさんはステーツマン紙に語っている。「本音を言えば、州政府からの謝罪が欲しい。でも、謝罪の言葉はもらえないだろうから、これで十分だろう」
地元紙テキサス・トリビューン(Texas Tribune)によるとテキサス州では1991年から2016年半ばまでに、冤罪で有罪となった101人に計9350万ドル(約102億円)を支払っている。【翻訳編集】 AFPBB News
2017年08月23日
サムスントップの判決公判 テレビ中継許可せず=韓国地裁
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は23日、サムスングループの事実上のトップ、李在鎔(イ・ジェヨン)被告(サムスン電子副会長)に対する25日午後の判決公判をテレビ中継しないことにしたと伝えた。李被告が法廷に立つ姿は外部に公開されない。担当裁判官は李被告の初公判でも報道陣の法廷撮影を許可しなかった。
李被告は前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告への贈賄罪などに問われている。地裁は、国民の知る権利、有罪が確定するまでは無罪と推定されるという「無罪推定の原則」の保障、人権侵害の可能性などを比較検討した末、中継は適切ではないと判断したようだ。
一方、朴槿恵被告の判決公判は中継が許可される可能性が高そうだ。担当裁判官は朴被告の初公判で、国民の関心や事件の重大性を踏まえ、審理の前に法廷の様子を撮影することを許可した。
大法院(最高裁)は先月25日、裁判長が公共の利益にかなうと判断した場合に一審と二審の判決公判をテレビ中継できるよう規則を変更した。
李被告は前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告への贈賄罪などに問われている。地裁は、国民の知る権利、有罪が確定するまでは無罪と推定されるという「無罪推定の原則」の保障、人権侵害の可能性などを比較検討した末、中継は適切ではないと判断したようだ。
一方、朴槿恵被告の判決公判は中継が許可される可能性が高そうだ。担当裁判官は朴被告の初公判で、国民の関心や事件の重大性を踏まえ、審理の前に法廷の様子を撮影することを許可した。
大法院(最高裁)は先月25日、裁判長が公共の利益にかなうと判断した場合に一審と二審の判決公判をテレビ中継できるよう規則を変更した。
2017年08月22日
<東松山少年事件>17歳少年、さいたま地裁で21日初公判 家
埼玉県東松山市下唐子の都幾川河川敷で昨年8月、吉見町中曽根のアルバイト井上翼さん=当時(16)=の遺体が見つかった事件で、傷害致死罪で起訴された少年2人のうち、東松山市の無職少年(17)の裁判員裁判の初公判が21日、さいたま地裁で開かれる。
起訴状などによると、17歳少年は昨年8月22日午前2時50分ごろから同4時45分ごろの間、ほかの少年らと共謀し、井上さんに殴る蹴るの暴行を加えて意識混濁の状態に陥らせて川に沈め、溺死させたとされる。井上さんの遺体は23日午前8時ごろ、全裸で下半身と上半身の左側が砂利に埋まった状態で発見された。
17歳の少年について、さいたま家裁は昨年11月8日、「最後まで積極的に関与し、特段の指図を受けることなく自らの意思で一連の行動を行った」として検察官送致(逆送)。さいたま地検は同17日に、傷害致死罪で起訴していた。
公判は21日から5回開かれ、23日に被告人質問が行われる見通しで、判決言い渡しは28日の予定。
同事件では少年5人が傷害致死の疑いで家裁送致された。傷害致死罪で起訴されたもう一人の東松山市の無職少年(18)は懲役6年以上9年以下の不定期刑が確定している。当時中学3年生だったほかの3人は、初等・中等(第1種)少年院送致の保護処分となった。
起訴状などによると、17歳少年は昨年8月22日午前2時50分ごろから同4時45分ごろの間、ほかの少年らと共謀し、井上さんに殴る蹴るの暴行を加えて意識混濁の状態に陥らせて川に沈め、溺死させたとされる。井上さんの遺体は23日午前8時ごろ、全裸で下半身と上半身の左側が砂利に埋まった状態で発見された。
17歳の少年について、さいたま家裁は昨年11月8日、「最後まで積極的に関与し、特段の指図を受けることなく自らの意思で一連の行動を行った」として検察官送致(逆送)。さいたま地検は同17日に、傷害致死罪で起訴していた。
公判は21日から5回開かれ、23日に被告人質問が行われる見通しで、判決言い渡しは28日の予定。
同事件では少年5人が傷害致死の疑いで家裁送致された。傷害致死罪で起訴されたもう一人の東松山市の無職少年(18)は懲役6年以上9年以下の不定期刑が確定している。当時中学3年生だったほかの3人は、初等・中等(第1種)少年院送致の保護処分となった。
2017年08月21日
17歳少年、起訴内容認める 東松山16歳暴行死初公判
埼玉県東松山市で昨年8月、アルバイト井上翼さん(当時16)=同県吉見町=が遺体で見つかった事件で、傷害致死罪に問われた無職少年(17)=東松山市=の裁判員裁判の初公判が21日、さいたま地裁(佐々木直人裁判長)であった。少年は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
起訴状によると、少年は昨年8月22日未明、東松山市の河川敷で15〜18歳の少年4人とともに井上さんに暴行し、川に沈めて溺死(できし)させたなどとされる。
冒頭陳述で検察側は「役割は主導的で重大」と指摘し、刑事罰を与えるべきだと主張。弁護側は、川に沈めた行為を「井上さんの意識を取り戻そうとした」と述べ、事件に少年の家庭環境などが関係しているとして、少年院送致などの保護処分にすべきだと訴えた。
事件では、この少年と18歳の少年=同罪で懲役6年以上9年以下の不定期刑が確定=が起訴され、他の3少年が少年院に送られた。(小笠原一樹)
起訴状によると、少年は昨年8月22日未明、東松山市の河川敷で15〜18歳の少年4人とともに井上さんに暴行し、川に沈めて溺死(できし)させたなどとされる。
冒頭陳述で検察側は「役割は主導的で重大」と指摘し、刑事罰を与えるべきだと主張。弁護側は、川に沈めた行為を「井上さんの意識を取り戻そうとした」と述べ、事件に少年の家庭環境などが関係しているとして、少年院送致などの保護処分にすべきだと訴えた。
事件では、この少年と18歳の少年=同罪で懲役6年以上9年以下の不定期刑が確定=が起訴され、他の3少年が少年院に送られた。(小笠原一樹)
2017年08月18日
“ブラックリスト”実刑の元大統領秘書室長、来月14日の朴槿恵
文化界の左派人事・団体に対する政府支援を意図的に排除した容疑で、一審で実刑を言い渡されたキム・ギチュン元青瓦台(大統領府)秘書室長が朴槿恵(パク・クネ)前大統領の公判に証人として出席する予定だ。
ソウル中央地裁は18日に開かれた朴前大統領の職権乱用などの容疑の公判で、キム元秘書室長を来月14日、証人として召喚し審問すると明らかにした。
キム前秘書室長と同じ容疑で在宅起訴され一審で実刑を言い渡されて法廷拘束されたキム・サンリュル元青瓦台教育文化首席も同日、証人審問を受ける予定だ。
裁判部は今月31日から文化体育観光部の関係者らを皮切りに、本格的な証人審問をおこなうと明らかにした。
ソウル中央地裁は18日に開かれた朴前大統領の職権乱用などの容疑の公判で、キム元秘書室長を来月14日、証人として召喚し審問すると明らかにした。
キム前秘書室長と同じ容疑で在宅起訴され一審で実刑を言い渡されて法廷拘束されたキム・サンリュル元青瓦台教育文化首席も同日、証人審問を受ける予定だ。
裁判部は今月31日から文化体育観光部の関係者らを皮切りに、本格的な証人審問をおこなうと明らかにした。
2017年08月17日
ドルトムントのゲレイロ、車の接触事故で罰金1000万円超…判
昨年11月に自動車による接触事故を起こしたドルトムント所属のポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロに対して、ドルトムント地方裁判所が罰金の判決を下したことが分かった。16日付のドイツ紙『ビルト』が伝えている。
昨年11月26日、ゲレイロは練習場へ向かうため、ドルトムント郊外を車で走行していたところで女性が運転する車と接触事故を起こしていた。同選手は自分の車から一度降りて車の破損状況を確認したものの、すぐに車に乗り込んで現場から走り去ってしまった。一連の行動が当て逃げに相当するとして女性が訴えたことで、裁判に発展していた。
裁判の中でゲレイロの弁護人は、「事故当時はパニックになっていて正確な判断ができる状態になかった」として情状酌量を求めた。しかし判決では、ゲレイロに対して9万ユーロ(約1170万円)の罰金が科されることとなった。
ゲレイロは今年6月に行われたFIFA コンフェデレーションズカップ ロシア 2017にポルトガル代表の一員として参加したが、ロシア代表戦で左足首を負傷。現在は復帰に向けて治療に専念している。
(記事/Footmedia)
昨年11月26日、ゲレイロは練習場へ向かうため、ドルトムント郊外を車で走行していたところで女性が運転する車と接触事故を起こしていた。同選手は自分の車から一度降りて車の破損状況を確認したものの、すぐに車に乗り込んで現場から走り去ってしまった。一連の行動が当て逃げに相当するとして女性が訴えたことで、裁判に発展していた。
裁判の中でゲレイロの弁護人は、「事故当時はパニックになっていて正確な判断ができる状態になかった」として情状酌量を求めた。しかし判決では、ゲレイロに対して9万ユーロ(約1170万円)の罰金が科されることとなった。
ゲレイロは今年6月に行われたFIFA コンフェデレーションズカップ ロシア 2017にポルトガル代表の一員として参加したが、ロシア代表戦で左足首を負傷。現在は復帰に向けて治療に専念している。
(記事/Footmedia)
2017年08月15日
T・スウィフトさん、セクハラ裁判で勝訴 元司会者から痴漢被害
【AFP=時事】(更新)米人気歌手のテイラー・スウィフト(Taylor Swift)さん(27)が写真撮影中に元ラジオ司会者から体を触られたと訴えた裁判で、米コロラド(Colorado)州デンバー(Denver)の連邦裁判所は14日、スウィフトさんの主張を認める判決を下した。スウィフトさんには、損害賠償として求めていた1ドル(約110円)が支払われることになった。
裁判でスウィフトさんは、2013年にデンバーのペプシ・センター(Pepsi Center)で行われたコンサート前、当時ラジオ司会者だったデービッド・ミュラー(David Mueller)氏と一緒に写真を撮影した際、ミュラー氏にスカートの下から臀部(でんぶ)を触られたと主張していた。
判決後、スウィフトさんは声明を出し、裁判所に謝意を表するとともに、弁護団は「私や、性的暴行の被害に声を上げられないでいる人のために戦ってくれた」とたたえた。今後、同じような被害に遭った人の声が聞かれるようにしたいとして、性的暴行の被害者を支援する複数の団体に近く寄付する考えも示した。
ミュラー氏は、スウィフトさんの主張は事実ではないとし、それによって職を失ったとしてスウィフトさんを提訴していた。しかし、この訴えは先週、ミュラー氏にはスウィフトさんに損害賠償を求められる証拠がないとして、裁判所から棄却されていた。【翻訳編集】 AFPBB News
裁判でスウィフトさんは、2013年にデンバーのペプシ・センター(Pepsi Center)で行われたコンサート前、当時ラジオ司会者だったデービッド・ミュラー(David Mueller)氏と一緒に写真を撮影した際、ミュラー氏にスカートの下から臀部(でんぶ)を触られたと主張していた。
判決後、スウィフトさんは声明を出し、裁判所に謝意を表するとともに、弁護団は「私や、性的暴行の被害に声を上げられないでいる人のために戦ってくれた」とたたえた。今後、同じような被害に遭った人の声が聞かれるようにしたいとして、性的暴行の被害者を支援する複数の団体に近く寄付する考えも示した。
ミュラー氏は、スウィフトさんの主張は事実ではないとし、それによって職を失ったとしてスウィフトさんを提訴していた。しかし、この訴えは先週、ミュラー氏にはスウィフトさんに損害賠償を求められる証拠がないとして、裁判所から棄却されていた。【翻訳編集】 AFPBB News
2017年08月14日
韓国「狂気判決」乱発 またも三菱重工に賠償命令、識者もあきれ
韓国で「狂気の判決」が相次いでいる。日韓の戦後補償は1965年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決された」が、韓国の裁判所が、元徴用工や元挺身隊員らの個人請求権を認めて、日本企業に多額の賠償命令を出すケースが連続しているのだ。河野太郎外相を先頭にして、隣国の「無法性」「異常性」を国際社会にアピールすべきではないか。
「韓国は、国家間の協定や合意を平気で反故(ほご)にする。裁判官までが間違った世論に迎合している。正常な国際感覚を完全に失った」
朝鮮問題研究家の松木國俊氏はこうあきれた。
太平洋戦争末期に、三菱重工業の名古屋市内の軍需工場などに動員されたという元朝鮮女子勤労挺身隊員の韓国人女性3人と遺族1人が同社に損害賠償を求めた訴訟で、韓国・光州(クァンジュ)地裁は11日、原告の請求を認め、計4億7000万ウォン(約4500万円)の支払いを命じる判決を言い渡した。
韓国国内で、元挺身隊員や元徴用工が勝訴したのは今回で12件目。光州地裁では8日にも、元挺身隊員の女性と遺族の2人への計約1億2325万ウォン(約1170万円)の賠償を同社に命じる判決が出たばかりだ。
日韓請求権協定は、日本側が韓国政府に総額8億ドル(無償3億ドル、政府借款2億ドル、民間借款3億ドル)を供与することで、両国及びその国民の間の請求権に関する問題が「完全かつ最終的に解決された」と確認する内容。韓国は当時の国家予算の2・3倍という巨費を手にし、韓国は「漢江の奇跡」といわれる経済復興を果たした。
前出の松木氏は「韓国は『法治国家』ではなく『情治国家』。反日教育で、慰安婦問題を含めて、1000年先まで日本と日本人を貶めるつもりだ」といい、続けた。
「韓国が異常な状況になったのは、日本が韓国の無理難題を受け入れてきたことも一因。韓国は『日本はやはり悪だ』『自分たちが正しい』と勘違いした。これ以上、韓国に甘い顔をしてはダメだ。日韓スワップ協定の再開など論外。平昌(ピョンチャン)冬季五輪も協力する必要はない。河野外相が国際社会に対し、『韓国で異常な判決が出ている』『国家間の条約・協定も守らない』とアピールすべきだ。韓国の本当の立ち位置を理解させるべきだ」
「韓国は、国家間の協定や合意を平気で反故(ほご)にする。裁判官までが間違った世論に迎合している。正常な国際感覚を完全に失った」
朝鮮問題研究家の松木國俊氏はこうあきれた。
太平洋戦争末期に、三菱重工業の名古屋市内の軍需工場などに動員されたという元朝鮮女子勤労挺身隊員の韓国人女性3人と遺族1人が同社に損害賠償を求めた訴訟で、韓国・光州(クァンジュ)地裁は11日、原告の請求を認め、計4億7000万ウォン(約4500万円)の支払いを命じる判決を言い渡した。
韓国国内で、元挺身隊員や元徴用工が勝訴したのは今回で12件目。光州地裁では8日にも、元挺身隊員の女性と遺族の2人への計約1億2325万ウォン(約1170万円)の賠償を同社に命じる判決が出たばかりだ。
日韓請求権協定は、日本側が韓国政府に総額8億ドル(無償3億ドル、政府借款2億ドル、民間借款3億ドル)を供与することで、両国及びその国民の間の請求権に関する問題が「完全かつ最終的に解決された」と確認する内容。韓国は当時の国家予算の2・3倍という巨費を手にし、韓国は「漢江の奇跡」といわれる経済復興を果たした。
前出の松木氏は「韓国は『法治国家』ではなく『情治国家』。反日教育で、慰安婦問題を含めて、1000年先まで日本と日本人を貶めるつもりだ」といい、続けた。
「韓国が異常な状況になったのは、日本が韓国の無理難題を受け入れてきたことも一因。韓国は『日本はやはり悪だ』『自分たちが正しい』と勘違いした。これ以上、韓国に甘い顔をしてはダメだ。日韓スワップ協定の再開など論外。平昌(ピョンチャン)冬季五輪も協力する必要はない。河野外相が国際社会に対し、『韓国で異常な判決が出ている』『国家間の条約・協定も守らない』とアピールすべきだ。韓国の本当の立ち位置を理解させるべきだ」